【窓用ハンモックって落ちない?】|不安を解消!猫が安全に眠るための設置方法を解説

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猫たちの休憩場所として窓際は理想的な場所の一つです。外の景色をみたり、日向ぼっこしたり、猫たちがストレスを発散できるように、窓用のハンモックが気になっていませんか?!

しかし窓用のハンモックをつける際に、以下のような点を心配されている方も多いかと思います。

猫が乗ったときに、ハンモックが一緒に落ちそう…。

窓用ハンモックを付けたいけど、使ってくれるかな…。

この記事では窓用ハンモックの選び方から、窓につける際の事前準備、おすすめの窓用ハンモックについてご紹介します。

この記事を書いた人
いちろう

〈プロフィール〉

  • 猫の飼育歴:5年目
  • 迷い猫の「くぅ」と保護猫の「みり」と生活中
  • 猫と暮らすためのヒントをご紹介
  • 猫たちとの遊びを充実させるためのアイテムを模索中

ハンモックが落ちてしまう問題は、窓の汚れや吸盤の劣化、猫の体重など様々な原因が潜んでいます。

猫たちが外の景色を楽しんだり、リラックスできる場所を増やせるように、この記事が参考になれば幸いです。

窓につけるハンモックが落ちにくくなるポイントを紹介します
目次(タップできます)

(購入前)窓用ハンモックを選ぶ際のポイント

みりがハンモックで休憩する写真

窓用ハンモックって落ちそうで不安……。

窓用ハンモックを安全に設置するためには、準備と確認の徹底が必要です。購入前には以下のような点をチェックしておきましょう。

窓用ハンモック購入前のチェックポイント
  • 窓の横幅とハンモックの横幅を確認
  • ハンモックの耐荷重を確認
  • ハンモックの素材や丈夫さを確認

窓の横幅とハンモックの横幅を確認

窓とハンモックの横幅を事前にチェックするのが重要なポイントの一つです。

我が家でメインに使っているハンモックは商品説明では幅70cmですが、この長さは吸盤部分を含めたものでした。商品が届いてから「ハンモックが付けられない…」という悲しい状況を避けるために、ガラス幅に対応可能なハンモックを選ぶようにしましょう。

買ったハンモックの幅がガラス幅より短い場合はどうしたら良い?

ポリエステル製のハンモックの場合は多少歪んでしまいますが、2〜3センチの誤差であれば設置することは可能でした。木製やフレームが金属製のハンモックは長すぎると設置できないので、窓の幅チェックは必ず行いましょう。

ハンモックの耐荷重を確認

窓用ハンモックには猫が乗っても大丈な重さである耐荷重(kg)が記載されています。こちらの数値もチェックしておきましょう。1匹で飼っている場合には耐荷重を超えることは考えにくいですが、多頭飼いしている場合には注意が必要です。

複数の猫が同時に乗ってしまうこともよくあるので、猫たちの体重の合計が耐荷重を超えると落下の危険性が高まります。

ハンモックの素材や丈夫さを確認

ハンモックに使われている素材には、以下のようなものがあります。

  • ナイロン製
  • 木製
  • ポリエステル製

ハンモックの素材選びは、猫が快適に過ごせるかどうかを左右する重要な要素です。猫がリラックスできるような感触のものを選びましょう。可能であれば、購入前にハンモックの触り心地を確認してみるのもポイントです。

我が家ではポリエステル製のものが一番人気です!

ポリエステル素材は耐久性のあり、猫の爪とぎ行動などで容易に壊れることがなく、長期間使用することが可能になります。

(購入後)窓用ハンモックの落下防止対策4選

ハンモックで寝ているくぅの写真

お気に入りのハンモックが手に入ったら、次に重要なのは設置方法です。取り付け前に窓ガラスをしっかり清掃し、油分やホコリを取り除くことで、吸盤の密着力を最大限に高められます。

また、吸盤の前処理も重要で、ハンドクリームを使ったり寒冷時には温めると、吸着力が増して安定性が向上します。ハンモックを設置する際に気をつけたいポイントは以下の通りです。

窓ガラスの脂分やほこりを取り除く

ウェットティッシュで脂分やほこり、汚れを拭きましょう。

窓ガラスの表面にほこりや指紋が付いていると吸盤も落ちやすくなってしまいます。その後、メガネ拭きなどのマイクロファイバー製の布で拭いて仕上げををします。

お湯で吸盤で温める

使用前に80℃くらいのお湯で15分浸す

新しい吸盤はお椀型に湾曲した形状になっています。湾曲した形状のおかげで、吸盤と窓ガラスの間に真空状態を作り出し吸盤が落ちにくくなります。

吸盤をガラスにつける前には、お湯でゴムを柔らかくするのがおすすめです。熱湯をかけるとゴムが歪んでしまうため、お湯の温度には注意が必要です。

少量のハンドクリームを吸盤の設置面に塗り込む

吸盤のヒビを埋めることで、吸盤と窓ガラスがより密着しやすくなります。

吸盤には目で見ただけではわからないような、細かなヒビがあります。吸盤を使用する前に、米粒ほどの量のハンドクリームを塗りましょう。ハンドクリームを塗り込む際には事前に吸盤表面のほこりはしっかり取ることも大切です。

【SANEI 吸盤用 スーパー補助板】を活用

ガラスに吸盤をつける際に、補助してくれるアイテムが「SANEI 吸盤用 スーパー補助板」です。補助板を貼る前にも、ガラスはしっかり拭いて汚れを落としてから行いましょう。

吸盤が2箇所以上あるけど、どうした良いの?

我が家で使用しているハンモックの吸盤部分は3カ所あります。上部の左右2カ所にこちらの商品を使用することで、窓用ハンモックがより落ちにくくなりました。ハンモックの種類によっては吸盤が4箇所のものもありますが、最初は上部の2箇所にSANEI 吸盤用 スーパー補助板を設置してみましょう。

窓用ハンモックの万が一の落下に備えよう

色々準備したけど、それでも落ちないか心配……。

事前準備をしっかりしていも、経年劣化などでハンモックが落ちる場合があります。万が一ハンモックが外れた場合にも、猫たちが怪我をしないように対策を行いましょう。

  • 最初は低い位置に設置する
  • ハンモックの下に物を置かない
  • 複数の猫がいる場合は、窓用ハンモックを複数設置する
  • 定期的に吸盤の状態を確認し、外れそうであれば清掃する

設置後の定期的なチェックは特に重要です。複数の猫がいる場合には、窓用ハンモックにもかなりの負担がかかってきます。

ハンモックを新調するタイミングは?

吸盤は次第に劣化するので、指で押して外れたりしないか定期的に確認しましょう。ハンモックの留め具のチェックも重要です。我が家で使用しているハンモックは、吸盤とハンモックをプラスチックの棒で止める構造になっていました。

このタイプの吸盤は、留め具のプラスチックの方が先に折れてしまうことがあります。

壊れてしまった場合は、新しいハンモックに買い換えるか吸盤を新調しましょう。

1年ほどハンモックを使用したころに、プラスチックの棒が折れてしまいました。そのため、使用開始から1年を目安に買い替えを検討しましょう。

窓用ハンモックを使ってくれるか心配な場合

ハンモックを設置してから使用してくれるまでには時間がかかることがあります。

「みり」は設置した翌日から使ってくれましたが、「くぅ」はハンモックを使うまでに3週間ほどかかりました。猫たちの性格によってハンモックを使い出すまでの時間に差があるようようです。

慎重な性格の子は使いだすまでに時間がかかることもあるので、設置後は無理にハンモックに乗せたりせずに様子をみてみましょう。 

我が家の猫たちはジャンプしてハンモックに飛び移っています。ハンモックに慣れていなかったり、警戒しているような場合は、まずはハンモックを低い位置に設置しましょう。安心して落ち着ける場所であると覚えてもらうことが大切です。

猫がしっかり眠れているかを確認する場合は、Catlogを使ってみるのがおすすめです。Catlogでは睡眠時間だけでなく、睡眠パターンや睡眠の傾向もチェックできます。
»【猫の睡眠時間も計測できる!】|Catlogの新機能「睡眠スコア」について解説

しばらく経っても使ってくれない場合

筆者は現在3種類のハンモックを使用していますが、ハンモックの形状や素材によって使用頻度に大きな違いがあります。しばらく経っても使用してくれない場合は、ハンモックがお気に召さなかった可能性も考えましょう。

お椀型のハンモックがおすすめ!

どのハンモックが良いのかわからない…。

筆者がオススメするハンモックの形状は、お椀型のハンモックです。

我が家では「お椀型」「ステップ型」「個室型」の3種類の異なるハンモックを設置しています。我が家では好きなハンモックを自由に選べるようにしていますが、2匹ともDEWEL社製のハンモックを優先的に使用しています。

DEWEL ハンモック
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 飛び乗りやすく、使用率が高い
  • すっぽりハマる大きさで、様々な体勢で寝やすい
  • 窓を傷つけるリスクが低い
デメリット
  • 猫の毛が付着しやすく、掃除がしにくい形状
  • 長期間使用するとハンモックが歪む
  • 長期間の使用で吸盤の固定具が折れる

猫たちが窓用ハンモックに慣れてきたら、お部屋にマッチする形のハンモックを選んだり、異なる形状のハンモックを設置してみるのもオススメです。

窓用ハンモックの活用方法

キャットステップの代わりになる

複数のハンモックを付けられるくらいの大きな窓がある場合は、段違いに設置してみるのがおすすめです。

休憩スペースとしてだけでなくキャットステップとしても利用することで、猫の行動範囲を増やすことができます。

上記写真のように、引き違いの窓の場合でも段違いに設置することは可能です。この設置方法のデメリットは窓が開けられなくなることですが、行動範囲を広げるための一つの方法となります。

上下に設置する

段違いに設置するには窓の幅が狭く難しい場合には、上下に設置してみるのがおすすめです。

上下に設置しはじめて数ヶ月が経過しましたが、猫たちは気分によって高さの異なるハンモックを使い分けているようです。

片方のハンモックが使用中の場合は、他のハンモックに乗り込むことで2匹で上手にシェアしています。

猫が2匹同時に乗ってもハンモックは大丈夫

多頭飼いしている場合には、猫たちの体重とハンモックの耐荷重を事前にチェックしておきましょう。耐荷重の範囲であればハンモックが落ちる可能性は低くなります。

気に入ったハンモックを取り合ってしまう場合はハンモックを複数設置するようにしましょう。

まとめ 窓用ハンモックを落ちにくくする方法

窓につけるハンモックが落ちにくくなるポイントを紹介します

今回は窓につけるハンモックの選び方や落ちにくくする設置方法についてご紹介してきました。

窓につけるハンモックは落ちてしまいそう

ハンモックの設置を悩んでいる方も、この記事を参考にぜひ設置を検討してみてください。

猫たちは飼い主さんが気づかないちょっとしたことでもストレスを感じることがあります。窓用のハンモックを設置して、猫たちがリフレッシュできる空間を増やしてみてはどうでしょうか?!

»猫のストレスサインを見逃さない!効果的なストレス解消法とは?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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