【2025年版】実体験でみえてきたキャトログ(Catlog)のメリット・デメリットを徹底解説

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猫のためにキャトログが気になるけど、本当に使いこなせる?

買ってみて、後悔したらどうしよう…。

キャトログの検討をしていたちょうど1年前、私も同じような悩みを抱えていました。

キャトログには便利な機能が備わっていますが、購入前に知っておくべきデメリットも確かにあります。デメリットも含めて理解することで、購入後の満足度も高まること間違いなしです。

メリットデメリット
猫の行動を24時間自動で記録できる
外出時も猫の状況が把握できる
行動パターンの変化を通知してくれる
猫の情報を家族で共有できる
データを活用して獣医師との連携がスムーズに!
猫の生活改善に活かせる
首輪の装着が必要
Wi-Fi環境が必要
月額利用料がかかる
行動記録の誤判定がある
動画として記録できない
返品できない

この記事を参考にキャトログで出来ることを正しく理解して、「自分に合ったアイテムなのか?」判断していきましょう。

目次(タップできます)

キャトログを導入する6つのメリット

メリット1:猫の行動を24時間自動で「見える化」できる

キャトログが登場したことで猫たちの行動の記録・管理が自動で簡単に行えるようになり、留守番中でも猫の行動をもれなくチェックすることが可能になりました。

Catlogで測定できる項目
  • 食事の時間、回数
  • 水飲みの時間、回数
  • 運動時間
  • 睡眠時間
  • 毛づくろい

手帳やスマホアプリで記録されていた方も多いかと思いますが、Catlogアプリにも日々の様子を直接メモすることができます。

Catlogアプリの画面を表示しています。管理画面では食事回数や運動時間など様々な情報が一括で管理できます。

画像をタップすると拡大表示されます

もっと具体的なアプリ画面を確認したい!

【アプリ画面でわかる!】キャトログ(Catlog )の使い心地を徹底解説という記事では、Catlogアプリでどんな情報が確認できるかさらに詳細に紹介しています。ぜひご覧ください!

メリット2:外出時も猫の状況が把握できる

Catlogアプリを開くと猫たちの現在の行動や様子が表示されます。

日中は留守にしていることも多いから猫の様子が心配…。

一人暮らしで猫を飼われている方にとっては、家の中に誰もいない時間帯の猫の様子が気になってしまいますよね。キャトログを使うことでリアルタイムに近い猫たちの状況が把握可能になります。

iPhoneでキャトログを使用した場合、Apple Watchにも猫たちの行動が通知されます。(※トイレの情報を収集するにはキャトログボードと呼ばれる別デバイスが必要です)

仕事中は、頻繁にスマホをチェックできない…。

そんな方でもApple Watchと併用すれば、猫たちの行動記録をサクッと確認することが可能です。

メリット3:行動パターンの変化を通知してくれる

キャトログは「今どうしているか」だけではなく、「いままでと比較して、今日の状態はどうか」といった情報を知ることができます。

最近、ちゃんと水を飲めている?

といったように、飼い主さんの不在中に確認するのが難しい行動もCatlogではきっちりと記録することができます。

体調の変化を感覚ではなくデータとして捉えられる点が、Catlogの最大のメリットとして挙げられます。アプリでは「食事」や「運動」、「睡眠」、「毛づくろい」、「水飲み」といったそれぞれの行動の増減を通知してくれる機能が備わっています。

Catlogは猫たちの行動の変化を毎日通知してくれます。

メリット4:猫の情報を家族間で共有できる

キャトログで収集した情報は家族間で共有することができます。『共同飼い主』と呼ばれる機能を使うことで、家族もアプリで猫たちの様子を確認したり、行動記録の訂正や追加をしたりすることが可能になっています。

友人に短期間猫を預ける必要がある場合に活用したり、遠方に住む家族が実家の猫たちの様子を確認するために使うなど用途の広い機能になっています。

メリット5:データを活用して獣医師との連携がスムーズに!

動物病院で診てもらう際に、猫の様子や状態を正確に伝えることは重要なポイントです。

「お水はどのくらい飲んでいますか?」

「たぶん普段と同じくらい飲んでたと思います…。」

「元気がなくってきたのは、いつ頃からですか?」

「昨日くらいからかな…。」

キャトログで日々記録される行動データは、飼い主さんにとってだけでなく、獣医師にとっても大きな価値があります。

猫は体調不良を隠す習性があり、見た目だけでは異変に気づきにくい動物です。キャトログを使えば、睡眠時間・活動量・食事・水分摂取などのデータが自動で記録されるため、普段と違う変化にいち早く気づくことができます。

「最近ちょっと元気がないかも…」という時でも、キャトログのデータを見せることで、獣医師は客観的な情報をもとに判断でき、より的確な診断や治療につながります。「いつから食事量が減ったか」「睡眠時間は通常と比べてどうか」など、口頭で説明しづらいこともアプリで簡単に確認が可能です。

メリット6:猫の生活環境を改善に活かせる

キャトログはただ猫のデータを収集するだけではありません。日々蓄積するデータを活用することで、猫のたちの生活環境を見直すきかっけになります。

キャトログで活用できる項目はどんどん増えており、猫たちの健康管理に役立つ情報をまとめて管理することが可能です。

  • 猫食事
  • 睡眠スコア(2024年6月追加機能)
  • 安静時の変化(2024年9月追加機能)

キャトログの便利機能については、【迷ったらこのページ!】Catlogを検討・導入・活用する人のための記事一覧をぜひチェックしてみください。

メリットありそうだけど、使いこなせるかな?

高価な買い物なので、Catlogを使いこなせるか不安な方も多いかと思います。筆者が購入前に不安に思っていたことをまとめた記事も参考にしてみてください。

キャトログ 6つのデメリットと対処法

キャトログは猫たちの健康管理に役立つアイテムですが、完璧ではありません。デメリットを理解せずに購入すると、「思っていたのと違った」と後悔することも。主なデメリット6つと対策方法をチェックしていきましょう。

デメリット1:首輪の装着が必須

Catlogの首輪の写真です。八角形の白い箱に入った状態で届きます。

デメリットの中でも特に注意が必要な点が、キャトログは首輪の装着が必要という点です。いままで首輪をつけていなかった猫が突然首輪をつけられることで、ストレスをあたえてしまうリスクがあります。

キャトログには「猫の練習用首輪」という販売されています。首輪の装着に不安がある場合は事前にチェックしておきましょう。
≫【お試し】Catlog (キャトログ)の練習用首輪で使い心地を事前にチェック!

うちの子は首輪がつけられなくて…、他の方法はないの?

他の方法として、CatogBoard 2()というアイテムもあります。キャトログボード2があれば、トイレ(うんち、おしっこ)や体重といった項目を自動で収集し記録してくれます。

キャトログとキャトログボード2では測定できる項目が異なるので注意してください。

キャトログ2の
主な測定項目
キャトログボード2の
主な測定項目
食事おしっこの回数
水飲みおしっこの量
運動うんちの回数
睡眠うんちの量
毛づくろい体重

猫の健康を管理をしたいけど、「首輪はどうしても難しい」という場合にはこちらから始めてみてください。

デメリット2:キャトログを使用するにはWi-Fi環境が必要

キャトログは、猫の行動を記録するためにWi-Fiに接続すること必要です。そのため、自宅にWi-Fiがない場合や、電波が弱い環境では正しくデータが反映されにくいもことがあります。

キャトログ2ではWPA3に対応できるようになったため、これまでWi-Fi環境の都合で使えなかった方もキャトログを始められるようになりました。
≫【買い替えは必要?】Catlog2(キャトログ2)の特徴を徹底解説!

うちのWi-Fi不安定なんだよね…。

Wi-Fi環境はキャトログのデータ収集にお大きな影響を与えます。Wi-Fiが不安定な状況が続くと「データなし」と判定されてしまい、せっかくキャトログを導入しても記録が不完全になる場合があります。Wi-Fi環境は事前にチェックしておきましょう!

デメリット3:月額利用料がかかる

キャトログを利用する際には、猫様メンバーシップとよばれる月額利用料(¥980)がかかります。毎月のコストがかかる点も注意しておきましょう。

Catlog基本セット
Catlog2 基本セット
(新規ご契約特典利用)
¥14,850
(¥7,425)
月額利用料¥980
初期費用の合計
(新規ご契約特典利用)
¥15,830+送料
(¥8,405+送料)
価格は公式ショップで購入した場合の金額(2025年1月時点)

キャトログ本体だけで使えるのかと思ってた…。

購入してからの返品ができないため、月額利用料もしっかり把握しておく必要があります。

月額利用料980円は高い?

2023年、ペット保険会社のアニコムは猫の年間治療費は年齢を重ねるごとに増加していることを報告しています。1歳では15,510円(中央値)だった治療費が、10歳では43,255円(中央値)と3倍近くにもかかることがあります。

参照元:家庭どうぶつ白書|ペットの相談

手術や入院費用など長期の治療が必要な場合には、10万円を超える治療費がかかることもあります。

キャトログを使うことで毎日の行動データを自動で記録できるため、いつもと違う様子に気づくきっかけが増えます。異変を感じたら早めに動物病院に相談することもできるので、猫の健康管理の助けになるでしょう。

月額980円で日々の変化に気づきやすくなる安心感を得られるのは、決して高くないと筆者は考えます。

デメリット4:行動記録が誤判定されることがある

キャトログは首輪に内蔵されたセンサーを通じて、アプリに行動の記録が送られます。基本的には自動で猫たちの行動を認識して記録してくれますが、完全とは言えず誤判定が起きる場合があります

使い始めた頃は「水飲み」を「毛づくろい」の誤判定がありました。

誤った行動が記録された場合は、アプリを通して修正が可能です。記録を修正しすることで、猫たちの行動を学習し行動記録の精度が高まっていきます。

キャトログで収集するデータの考え方

キャトログを使用する上で重要なのは長期的なデータから猫の生活リズムや変化を把握すること」です。

誤差があるからといって役に立たないというわけではなく、「最近運動する時間が減った」「水を飲む回数が増えた」など、普段の行動と比べた変化を知ることができます。

一回ごとの正確さよりも、日々の傾向や変化に注目することが大切です。

デメリット5:動画として確認することはできない

キャトログではペットカメラのような、動画で確認できる機能はありません。Catlogアプリでは猫の行動がイラストで表示れます。

留守番中は動画で確認できるほうが安心!

留守番中の猫たちの状況を把握するには、ペットカメラの方が適している場合があります。キャトログとペットカメラを組み合わせることで、日々の行動管理と留守番中の猫の状況確認をより精密に行うことが可能です。

デメリット6:返品できない

キャトログの購入を検討する上で注意が必要な点は、輸送による商品の破損や初期不良を除いて「Catlogは返品・キャンセルができない」という点です。

CatlogにはLINEやメールで購入前の疑問を気軽に質問することができます。サポートも充実しているので、購入する前に疑問に思っていることをどんどん質問しておきましょう!公式LINEの登録はこちらから行えます。

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万が一、うちの猫に合わなかったらどうしたら良いの?

事前にチェックをしていても「合わなかった」「思っていたの違かった」という場合もあります。返品はできないので、その場合はフリマサイトに出品したり、知人に譲ったりといった方法が考えられます。

新規ご契約特典という割引プランを利用してCatlogを購入した場合、最低6ヶ月の月額支払いが必須となります。6回目の支払いが完了しないと、プランの解約はできない点も注意してください。

リアルな口コミでわかったキャトログの評価

SNSに投稿されているキャトログの評判について、ピックアップしてみました。

使って良かった点
  • アプリのメモ機能を活用することで、猫日記の代わりになる
  • 食事管理を見直すきっかけになった
  • 猫の行動が見える化できる
  • サポートが充実している
  • ペットカメラでカバーできない範囲でも猫の様子が確認できる
スクロールできます
残念だった点
  • キャトログを使用するには自宅のWi-Fi環境(ネット環境)が必要
  • ネット環境によるトラブルによって、繋がらないことがある
  • 行動が誤記録されることがある
  • 首輪をストレスに感じる猫には不向き
スクロールできます

キャトログが向いている人・向いていない人

キャトログは私にとって必要なの?

キャトログのデメリット・メリットを踏まえると、キャトログが向いている人・向いていない人の特徴は以下のようになります。ご自身の状況やキャトログに期待する機能に合わせて、購入を判断していきましょう。

キャトログが向いてる人
  • 猫の健康管理をデータで把握したい人
  • 猫の異変を早期に察知したい人
  • 仕事で家を空けることが多い人
  • 多頭飼育をしていて、それぞれの猫の行動を管理したい人
  • 猫の健康管理を家族と共有したい人
キャトログが向いてない人
  • Wi-Fi環境が不安定な人
  • 首輪つけることでストレスを感じてしまう猫を飼っている人
  • 完璧なデータ精度を求める人(データのズレが気になる人)
  • 月額料金が気になる人
  • スマホ操作が苦手な人

キャトログ利用に必要な費用とお得に始める方法

キャトログ2やキャトログボードを使うためにはアプリの月額費用とCatlog機器の購入費用の2つが必要になります。機器本体のみでは使用できないため、特に注意が必要です。

キャトログを新しく始める際に使える割引制度

新規ご契約特典は2025年1月に誕生した新しい割引制度となり、料金体系がよりシンプルになりました。この割引制度を利用することで、Catlog基本セットやCatlog Board2の本体価格を割り引くことができます。

キャトログを新しく始める際に使えるクーポン

本ブログに登場する「みり」の猫様コードは【V7TAMZ】です。の購入を検討されている方はぜひご活用ください。

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よくある質問(FAQ)

キャトログを購入する方法は?

キャトログは店頭販売が行われていません。2025年5月現在、キャトログ2は公式サイトでの購入が必要です。

キャトログの首輪のつけ心地はどうだった?

我が家の猫たちはキャトログを使用するまで、首輪をしていませんでした

そのためCatlogを使う前に一般的な首輪を使ってちょっとずつ慣らしていき、Catlogデビュープランで首輪を試着してから購入に踏み切りました。装着当初は違和感を感じていましたが、徐々に慣れてきて1年経過した現在では全く気にしていません。

首輪の装着が不安な方は、キャトログデビュープランを活用しましょう。

キャトログの電池ってどのくらい持つの?

Catlogを使用するには、首輪に付属するPendantを定期的に充電する必要があります。キャトログ2では最大で約1ヶ月間電池が持つようになりました。

旧世代のCatlogでは充電目安が10〜14日でした。Catlog2では充電の頻度が大幅に減り、首輪の着脱が苦手な猫たちの負担も減らすことができます。

Catlog(キャトログ)アプリは使いやすい?

難しい操作が不要で、アイコンやグラフ、データの一覧が見やすいアプリです。公式サイトではCatlogアプリのデモ版を体験できるページが紹介されているので、使用感を知りたい方は一度試してみてください。

アプリに「データなし」ってでるみたいだけど、対処方法はあるの?

アプリの「データなし」は、CatlogPendant やCatlog Homeからアプリにデータが届いていない状態を表しています。「データなし」と表示されてしまう主な原因は、「通信の不安定さ」「充電切れ」「距離の問題」の3つが考えられます。

詳細な対処方法は【保存版】Catlogアプリの「データなし」対策ガイド|5つの原因と解決方法という記事にまとめているので参考にしてみてください。

キャトログをやめても過去データを見られる?

キャトログを解約をする際には、「データをアプリに残す方法」と「過去のデータを全て消去する方法」の2つがあります。

詳細は【今までのデータはどうなる?】Catlog (キャトログ)解約の方法とその後の注意点まとめを参考にしてください。

まとめ:キャトログのメリット・デメリット

キャトログは猫の行動を常に自動で記録してくれる新しい健康管理ツールです。体調変化を隠しがちな猫たちの異変にいち早く気づくきっかけを与えてくれます。

今回ご紹介したようにメリットだけでなく、デメリットに感じる部分も確かにあります。しかし1年間キャトログを使用してみて、デメリット部分を補って余りあるメリットがキャトログにはたくさんあると筆者は感じています。

まずはキャトログが何をできるのか、維持していくために必要な費用はいくらなのか、キャトログを購入する前にしっかりチェックすることが重要です。

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くぅみりと遊ぼう」ではCatlogやCatlogBoardに関する様々な情報をお届けしています。ぜひ購入前に他の記事も参考にしてみてください!

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