【購入前に要チェック!】Catlog(キャットログ)のデメリット7選と対策方法

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キャットログが気になってるけど、デメリットはないの?

キャットログには便利な機能がたくさん備わっています。一方で、キャットログを使用する際には注意すべき点もあるため、購入前にしっかり確認しておくことが大切です。

本記事ではキャットログのデメリットを詳しく解説し、それぞれの対策方法も紹介します。正しく理解することで、「自分に合ったアイテムなのか」を判断していきましょう。

キャットログのデメリット7選
  • 首輪の装着が必須になる
  • キャットログを使用するにはWi-Fi環境が必要
  • 体重測定やトイレのデータを知るにはキャットログボード2が必要
  • 月額利用料がかかる
  • 行動記録が誤判定されることがある
  • 動画として確認することはできない
  • 返品できない

キャットログは便利なアイテムですが、すべての飼い主さんに最適とは限りません。デメリットとその対策を理解することで、より満足度の高い選択をしていきましょう。

この記事を書いた人
いちろう

〈プロフィール〉

  • 猫の飼育歴:5年目
  • 迷い猫の「くぅ」、保護猫の「みり」と生活中
  • 猫と暮らすためのヒントをご紹介
  • 猫たちとの遊びを充実させるためのアイテムを模索中
目次(タップできます)

キャットログを使えば自動で猫の行動が記録できる

Catlogは猫専用のスマート首輪であり、猫たちの様々な行動を記録・管理・分析することができます。

Catlogの特徴
  • 首輪型のアイテム
  • 猫たちの行動はアプリで管理
  • 測定できる基本行動は5つ

首輪型のアイテム

Catlogは首輪型のアイテムです。首輪に付属しているCatlog Pendantと呼ばれるセンサーで猫たちの行動を読み取り、それらのデータをCatlog homeと呼ばれる中継機へ送信することで記録が蓄積されます。

首輪の重さは9gと軽量になっており、猫たちに負担のかからないよう設計されています。

首輪の形状
  • シュシュ型(ポリエステル素材)
  • シュシュ型(オーガニックコットン素材)
  • ベルト型(シルク×コットン素材)
  • ベルト型(コットン素材)

首輪の素材や色も豊富なので、お気に入りの首輪を探してみましょう。

Catlogを使用する場合には、首輪の装着が不可欠となります。普段首輪を付けていなかったり、首輪の装着に不安のある場合は有料で試着することも可能なので、不安のある猫たちの場合は試着をしてみてください。

首輪の試着については【首輪がつけらるか不安…】|Catlog デビュー プランで首輪を試着してみよう!という記事でまとめているので、参考にしてみてください。

Catlogのデータはアプリで管理

Catlogアプリのアイコンの写真です。アイコンをタップすると、Catlog上の猫たちの情報が表示されます。

画像をタップすると拡大表示されます

Catlogを使うためには、アプリをダウンロードする必要があります。購入したら、首輪が届くまでの間に猫たちのプロフィールを入力しておきましょう。

Catlogで集めたデータはスマホのアプリで管理してきます。猫たちの様子はホーム画面で確認することが可能です。

Catlogで測定できる項目

Catlogでは猫たちの日常行動を自動で記録することが可能です。主な測定項目には、

  • 食事の回数
  • 水飲みの回数
  • 睡眠時間
  • 運動時間
  • 毛づくろいの時間 

といったものがあります。これらの行動は時系列ごとに記録されるのと同時に、週単位・月単位・年単位に分けて保存され、データが蓄積していきます。

Catlogアプリの画面を表示しています。管理画面では食事回数や運動時間など様々な情報が一括で管理できます。

画像をタップすると拡大表示されます

ペット保険会社のアニコムによる報告では、猫の疾病の中で泌尿器疾患は全体の中で2位(12.7%)となっており、特にオスに多い傾向が示されています。

参照元:家庭どうぶつ白書|ペットの相談

Catlogで集計できるデータの中でも、水飲みの回数の記録は特に重要です。猫は泌尿器系のトラブルを抱えやすい動物のため、日頃の水分摂取に変化がないか観察していくことが大切になってきます。

キャットログのデメリット7選と対策方法

キャットログは猫たちの健康管理に役立つアイテムですが、完璧ではありません。「Wi-Fi環境が必要」、「月額料金がかかる」、「誤判定が発生することがある」など、導入前に知っておくべきポイントがあります。

デメリットを理解せずに購入すると、「思っていたのと違った」と後悔することも。キャットログの主なデメリット7つと対策方法をチェックしていきましょう。

首輪の装着が必須になる

デメリットの中でも特に注意が必要な点が、キャットログは首輪の装着が必要という点です。いままで首輪をつけていなかった猫が突然首輪をつけられることで、ストレスをあたえてしまうリスクがあります。

キャットログには「キャットログデビュープラン」と呼ばれる首輪の試着プランや、「練習用首輪」も販売されています。首輪の装着に不安がある場合は事前にチェックしておきましょう。

キャットログを使用するにはWi-Fi環境が必要

キャットログは、猫の行動を記録するためにWi-Fiに接続すること必要です。そのため、自宅にWi-Fiがない場合や、電波が弱い環境では正しくデータが反映されにくいもことがあります。

キャットログ2ではWPA3に対応できるようになったため、これまでWi-Fi環境の都合で使えなかった方もキャットログを始められるようになりました。

体重測定やトイレのデータを収集するにはキャットログボード2が必要

Catlogアプリの画面を表示しています。管理画面では食事回数や運動時間など様々な情報が一括で管理できます。

体重やトイレに関する以下のようなデータを測定するには、別商品であるキャットログボード2が必要になります。

キャットログボード2で測定できる項目
  • うんちの回数と量
  • おしっこの回数と量
  • トイレの滞在時間
  • 体重

キャットログを購入する前に、それぞれのアイテムでどんな項目が測定可能か調べておきましょう。

月額利用料がかかる

キャットログを利用する際には、猫様メンバーシップとよばれる月額利用料(¥980)がかかります。毎月のコストがかかる点も注意しておきましょう。

Catlog基本セット
Catlog2 基本セット
(新規ご契約特典利用)
¥14,850
(¥7,425)
月額利用料¥980
初期費用の合計
(新規ご契約特典利用)
¥15,830
(¥8,405)
価格は公式ショップで購入した場合の金額(2025年1月時点)

キャットログ本体だけで使えるのかと思ってた…。

購入してからの返品ができないため、月額利用料もしっかり把握しておく必要があります。

月額利用料980円は高いのか?

2023年、ペット保険会社のアニコムは猫の年間治療費は年齢を重ねるごとに増加していることを報告しています。1歳では15,510円(中央値)だった治療費が、10歳では43,255円(中央値)と3倍近くにもかかることがあります。

参照元:家庭どうぶつ白書|ペットの相談

手術や入院費用など長期の治療が必要な場合には、10万円を超える治療費がかかることもあります。

キャットログを使うことで毎日の行動データを自動で記録できるため、いつもと違う様子に気づくきっかけが増えます。異変を感じたら早めに動物病院に相談することもできるので、猫の健康管理の助けになるでしょう。

月額980円で日々の変化に気づきやすくなる安心感を得られるのは、決して高くないと筆者は考えます。

行動記録が誤判定されることがある

キャットログは首輪に内蔵されたセンサーを通じて、アプリに行動の記録が送られます。基本的には自動で猫たちの行動を認識して記録してくれますが、完全に正確とは言えず誤判定が起きる場合があります。

使い始めた頃は「水飲み」を「毛づくろい」の誤判定がありました。

誤った行動が記録された場合は、アプリを通して修正が可能です。記録を修正しすることで、猫たちの行動を学習し行動記録の精度が高まっていきます。

キャットログで収集するデータの考え方

キャットログを使用する上で重要なのは長期的なデータから猫の生活リズムや変化を把握すること」です。

誤差があるからといって役に立たないうわけではなく、「最近運動する時間が減った」「水を飲む回数が増えた」など、普段の行動と比べた変化を知ることができます。

一回ごとの正確さよりも、日々の傾向や変化に注目することが大切です。

動画として確認することはできない

キャットログでは猫たちの様子をアプリの画面で確認することができます。しかし動画として確認できず、猫たちの行動と表示される行動に若干のタイムラグがあることがデメリットにあげられます。

留守番中は動画で確認できるほうが安心!

留守番中の猫たちの状況を把握するには、ペットカメラの方が適している場合があります。キャットログとペットカメラを組み合わせることで、日々の行動管理と留守番中の猫の状況確認をより精密に行うことが可能です。

返品できない

キャットログの購入を検討する上で注意が必要な点は、輸送による商品の破損や初期不良を除いて「Catlogは返品・キャンセルができない」という点です。

CatlogにはLINEやメールで購入前の疑問を気軽に質問することができます。サポートも充実しているので、購入する前に疑問に思っていることをどんどん質問しておきましょう!公式LINEの登録はこちらから行えます。

キャットログのメリット5選

猫の行動を「見える化」できる

猫たちの体調管理のために、行動を手帳などに記録されているやスマホのメモ機能を活用されている方も多いかと思います。

キャットログが登場したことで猫たちの行動の記録・管理が自動で簡単に行えるようになり、留守番中でも猫の行動をもれなくチェックすることが可能です。

Catlogアプリの画面を表示しています。管理画面では食事回数や運動時間など様々な情報が一括で管理できます。

画像をタップすると拡大表示されます

猫たちがどんな様子なのかを知ることができれば、安心して外出や仕事に打ち込めますよね。Catlogのアプリでは、猫の様子をイラストで知ることが可能です。

キャットログを使い始めて気付いた、メリットの一つは「飼い主さんが寝ている夜間の猫たちの行動も確認できる」ことです。

夜の間は猫たちもずっと寝ているんじゃないの?

Catlogを使ってみると、みなさんが寝ている間にも猫たちは意外と行動しているのがわかります。走っていたり、水を飲みに行っていたり、毛づくろいをしていたり、思い思いの活動をしています。

外出先でも猫の状態が確認できる

Catlogアプリを開くと猫たちの現在の行動や様子が表示されます。

猫たちがどんな様子なのかを知ることができれば、安心して外出や仕事に打ち込めますよね。Catlogのアプリでは、猫の様子をイラストで知ることが可能です。

iPhoneでキャットログを使用した場合、Apple Watchにも猫たちの行動が通知されます。

仕事中は、頻繁にスマホをチェックできない…。

そんな方でもApple Watchと併用すれば、猫たちの行動記録をサクッと確認することが可能です。

体調の変化に気づくきっかけになる

キャットログは「今どうしているか」だけではなく、「いままでと比較して、今日の状態はどうか」といった情報を知ることができます。

最近、ちゃんと水を飲めている?

といったように、飼い主さんの不在中に確認するのが難しい行動もCatlogではきっちりと記録することができます。

体調の変化を感覚ではなくデータとして捉えられる点が、Catlogの最大のメリットとして挙げられます。アプリでは「食事」や「運動」、「睡眠」、「毛づくろい」、「水飲み」といったそれぞれの行動の増減を通知してくれる機能が備わっています。

Catlogは猫たちの行動の変化を毎日通知してくれます。

猫たちが万が一病院にかかることになった際にも、Catlogでデータを管理していくことで獣医さんに正確な体調の変化を伝えることが可能です。

猫の情報を共有できる

キャットログで収集した情報は家族間で共有することができます。『共同飼い主』と呼ばれる機能を使うことで、家族もアプリで猫たちの様子を確認したり、行動記録の訂正や追加をしたりすることが可能になっています。

友人に短期間猫を預ける必要がある場合に活用したり、遠方に住む家族が実家の猫たちの様子を確認するために使うなど用途の広い機能になっています。

猫の生活環境を改善に活かせる

Catlogで得られたデータを活用することで、猫のたちの生活環境を見直すきかっけになります。Catlogで知ることのできる項目はどんどん増えており、猫たちの健康管理に役立つ情報をまとめて管理することが可能です。

  • 猫食事
  • 睡眠スコア(2024年6月追加機能)
  • 安静時の変化(2024年9月追加機能)

キャットログの評判・口コミ

SNSに投稿されているキャットログの評判について、ピックアップしてみました。

使って良かった点
  • アプリのメモ機能を活用することで、猫日記の代わりになる
  • 食事管理を見直すきっかけになった
  • 猫の行動が見える化できる
  • サポートが充実している
  • ペットカメラでカバーできない範囲でも猫の様子が確認できる
スクロールできます
残念だった点
  • キャットログを使用するには自宅のWi-Fi環境(ネット環境)が必要
  • ネット環境によるトラブルによって、繋がらないことがある
  • 行動が誤記録されることがある
  • 首輪をストレスに感じる猫には不向き
スクロールできます

キャットログが向いてる人・向いてない人

キャットログは私にとって必要なの?

キャットログのデメリット・メリットを踏まえると、キャットログが向いている人・向いていない人の特徴は以下のようになります。

ご自身の状況やキャットログに期待する機能に合わせて、購入を判断していきましょう。

キャットログが向いてる人
  • 猫の健康管理をデータで把握したい人
  • 猫の異変を早期に察知したい人
  • 仕事で家を空けることが多い人
  • 多頭飼育をしていて、それぞれの猫の行動を管理したい人
  • 猫の健康管理を家族と共有したい人
キャットログが向いてない人
  • Wi-Fi環境が不安定な人
  • 首輪つけることでストレスを感じてしまう猫を飼っている人
  • 完璧なデータ精度を求める人(データのズレが気になる人)
  • 月額料金が気になる人
  • スマホ操作が苦手な人

まとめ

キャットログは猫たちの活動を自動で記録し、健康管理をサポートする便利なデバイスです。しかし、すべての飼い主さんに向いているわけではなく、ライフスタイルや求める機能によって向き・不向きがあります。

購入前に自分の求める機能とキャットログの特徴をしっかり比較することで、後悔のない選択をしていきましょう。

「具体的にどんな機能があるの?」と迷ったら、以下の記事も参考にしてみてください。

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